「事件を繰り返すな」を
かけ声だけで終わらせたくないWebマガジン
小林よしのりライジングVol.357
配信です!!
今週号のタイトルは
「川崎殺傷事件:自殺テロの防ぎ方」
ここ一週間世間の話題を独占している、川崎市の20人殺傷事件。
自殺した犯人の51歳男性が「ひきこもり」だったことから、ひきこもりと事件は関係あるのか? 「死ぬなら一人で死ね!」と言っていいのか?などといったことがクローズアップされ、論争が繰り返されている。
しかし、それで事件の深層に潜むものが解明されるとも思えないし、事件の再発防止に役立つかどうかも、甚だ怪しい。
何が事件の引き金になったのか、同様の人間に犯行を起こさせないために、我々は何が出来るのか。
まだ誰もわかっていない事件の本質を、小林よしのりが直言!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「伊藤詩織『Black Box』裁判記録とその検証《5》~男女の“親睦”について」
いろんな事件が起こっていても、決してその陰で忘れられてはならない、ジャーナリストの伊藤詩織さんが訴えている「Black Box事件」。
今週も引き続き、「逮捕を免れた男」Yの訴訟代理人・K弁護士の主張を、丹念に読む!
人の心を持っていたら、到底思いつかないような現実離れ、飛躍と曲解の過ぎるこじつけを駆使して、伊藤詩織氏を貶め、セカンドレイプを続けるK弁護士。
しかし、言えば言うほど、誰に信憑性があり、どちらがどれだけ卑劣かが明らかになるばかりだ!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…何とも痛ましい事件が起こってしまった。川崎市の20人殺傷事件である。犯行は計画的で、スクールバスを待つ小学生らに背後から無言で忍び寄り、両手に持った刃渡り30㎝の柳刃包丁で手当たり次第にめった刺ししてから自殺、その間わずか十数秒だったというから、これではいくら警備を強化しても防ぎようがない。しかも目的が「自殺」にあるのだから、どんなに刑を厳罰化しても何の抑止力にもならない。同様の事件の再発を防ぐにはどうしたらいいのだろうか?
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
…ジャーナリストの伊藤詩織さんが訴えている「Black Box事件」について、Y氏の代理人・K弁護士の言い分をさらに読む。K弁護士は、自身の法律事務所の公式サイト内にあるブログの記事で、伊藤詩織さんに対しめちゃくちゃな誹謗中傷、セカンドレイプの限りを書き立てている。その中で「Black Box事件」の3日後、はじめて詩織さんがY氏に宛てたメールを《「親睦」のメール》と主張しているが、その内容とは?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
種子法廃止って大問題では?
白人女優に関する素朴な疑問!
犬や猫にマイクロチップを埋め込む事に賛成?反対?
女性を口説く際、容姿を褒めるのと内面を褒めるのとでは、どちらがより喜ばれる?
漫画家・楳図かずおの作品で印象に残っているのは?
結局のところ、若い人たちはルックス重視では?
殺傷事件の犯人に対する「一人で死ねばいい」という言葉をどう思う?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第327回
「自殺テロの防ぎ方」
2. しゃべらせてクリ!・第274回
「怪しか人ぶぁい、あんた、だ霊? ぽっくんに、なんか妖怪!?の巻〈後編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第129回「伊藤詩織『Black Box』裁判記録とその検証《5》~男女の“親睦”について」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記