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小林よしのり
2019.5.27 20:10日々の出来事

トランプの天皇陛下に対する態度が立派だ

さきほど、トランプ大統領を迎える宮中晩餐会の
挨拶のシーンがテレビ中継されていた。

椅子に座って相撲観戦する様子は不愉快だったが、
天皇陛下に対するトランプの態度は好感を持った。

あの暴言だらけのトランプが、あんなに神妙にして
いるのが可愛く見えた。

もともとわしはグローバリズムが嫌いで、保護主義
に賛成の立場だし、移民を制限する壁の建設も理解
できるから、オバマよりは反感を持っていない。

ただ、マナーが悪いのが嫌いだったのだが、天皇陛下
に対する敬意が本物に見えたのが意外で、好感度が
上がった。

これは多分、安倍首相よりもトランプ大統領の方が、
もっと天皇陛下を尊敬しているだろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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