今週の「辻󠄀説法」「ゴー宣」の感想、
門下生メーリスからご紹介します!
「よしりん辻説法」<土星とカワウソ>読みました。
「土星とカワウソ」が何の慣用句のもじりだったのか分かってスッキリ!
そして渋沢栄一氏の先見の明に驚かされました。
消費増税の話は前回の道場で藤井聡氏の話を聞いて、現在の与党から野党まで、
そして国民の殆ども騙されてしまっている罠に気付きましたが、
渋沢栄一氏の発言を読むと、歴史のタテ軸の観点からも、
消費増税がいかに愚策であるかがよく分かります。
また、渋沢栄一氏が説く勤勉の美徳の話には説得力があります。
渋沢氏は、現在のブラック企業を見たらどう思うのだろう?と考えたりもしました。
渋沢栄一氏が新紙幣の一万円札の肖像になることで、日本はどうなっていくのか?
「10000」の表記が「こども銀行券」みたいでチャチいなあ、と思っていましたが。
出身の埼玉の人達は盛り上がっているみたいでしたが、
渋沢栄一氏の生涯についてここまで読み調べてみている人となると、なかなかいないでしょうね。
カワウソよしりんはキモかわいくて、思わず笑ってしまうキャラで、定番化してきて嬉しいです♪
「ゴー宣」第46章を読みました。
大河ドラマ「西郷どん」でも大久保利通は何か美化されて描かれていたので、
(というか、大河ドラマで特定の登場キャラを史実通りだとしても悪くは描けないでしょうけどね)
創作物も、伝記も、教科書の記述も、今までの大久保利通像全てと比較しても、
ここまで思い切って大久保利通の悪の部分を抉って描いたのは、小林先生が初めてかもしれないですね。
その大河ドラマでも、欧米使節団が何の成果も挙げることが出来なかったことや、
大久保の留守中に政府を預かった西郷が、大きな成果を次々に挙げていったこと、
そしてそんな西郷を疎ましく思って大久保が西郷を表舞台から追いやったことまでは描いていましたが。
そして、現在の朝鮮の「反日」の原点となってしまったのが「江華島事件」だということ、
「江華島事件」も歴史の授業で習った覚えはありますが、
今回の「ゴー宣」を読んで、かなり衝撃を受けました。
韓国が嫌いなネトウヨは、朝鮮の反日は元々だとか言うんでしょうけど、
慰安婦問題と同じで、元は日本の方から火を付けてしまったということが情けない思いですね。
歴史に「もしも」はないのかもしれませんが、
西郷が礼節を持って朝鮮を開国させていたら、どうなっていただろう・・・というのは、
歴史を学ぶと思ってしまいますね。
「ゴー宣」や「大東亜論」で色んなことが学べて、とても有り難いです。
そして、GHQのWGIPが現代の劣化した日本人を作り上げてしまった、と言う視点も、
最初に「ゴー宣」「戦争論」で指摘され、今、自称保守系の人達が後追いで同じことをよく言ってますが、
さらにそこから一歩踏み込んだ視点の描写を読んで、これも衝撃を受けました。
「脱・属国の志」を蘇らせる為には、読む自分自身にも刃をつきつける必要がどうしてもあります。
「自己満足のための「日本スゴイ論」」で喜んでいるだけでは、結局何も変わらないです。
自己満足の為ではなく、少しずつ強くなるために「ゴー宣」「大東亜論」を読みたいですね。
(皿うどんさん)
明治以降の日本人が何を失ってきたのか、続けて読むとより際立つ今週の「辻󠄀説法」「ゴー宣」です!
大河ドラマ『西郷どん』では江華島事件については一切触れなかったし、西郷を追放して刺客まで送ったはずの大久保が、西郷にまだ情を残しているかのような描写があったりして、完全に人格が分裂した状態で終わってしまって、これじゃ歴史は何にもわかんないよと思ったものです。
今日に繋がる、生きた歴史を知るにはやはり、これを読むしかありません!