いつも通りすがりに目を楽しませてくれる
駅前の花屋さん。
色とりどりの花が店先に並べられていて、
時々、鉢植え用の花を買う。
この前もふと見たら・・・
「アッツ桜」
というプレートが。
おおお、アッツ桜!?
あの北方、アリューシャン列島のアッツ島に咲く花か!?
山崎保代大佐率いる守備隊が玉砕した、あのアッツ島!?
日本軍は戦地で目にした風景を故郷になぞらえ
富士や桜の名をつける。
ソロモン諸島コロンバンガラ島に
そびえる山は「ソロモン富士」だし、
マリアナ諸島で真赤に花開く火炎樹は
「南洋桜」と呼ばれている。
アッツ島でも、長い冬が終わると、
高山植物が顔を出し、可憐なピンクの花が
アッツ桜と呼ばれている・・・と聞いたことがある。
そのアッツ桜か!?
ううう、アッツ島で玉砕した兵士たちが
生前に愛でたであろう、これがアッツ桜・・・。
思わず購入して、ベランダの鉢植えに。
しかしなんでアッツ桜が日本に???
と思い、ネットで調べてみた。
アッツ桜(ロードヒポキシス)
高山植物のようにも見え、花の印象からアッツザクラと
呼ばれるようになったものと思われますが、
南アフリカ原産の半耐寒性球根植物で、
北太平洋のアッツ島の原産ではありません。
(みんなの趣味の園芸 NHK出版)
な、
な、
なんやねーーーんッ。
南アフリカかーーーい。
(まあでもカワイイからいいか・・・)
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