昨日の「ゴー宣道場」はわしとしては楽だった。
藤井聡氏が圧倒的な話術で押し切ってしまった。
日本は1997年の消費増税から成長できなくなったと
聞いたとき、その1997年というのが昭和なのか平成
なのか分からず、イメージできなかったのだが、
「平成9年」と聞いたら、「その頃か」と把握できた。
元号の意義はやっぱりあるなと感じた瞬間だった。
消費税アップが日本経済にとって、超危険だという
ことは分かった。
藤井氏が『ゴー宣』で描いて欲しそうだったので、
描くかもしれない。
公共事業の弱点は人手不足だとわしは思っているが、
給料を上げたら日本人が集まるかどうか分からない。
政府が働くことが悪であるかのような勢いで、休日
ばっかり増やしているし、残業を禁止しようとまで
している。
日本人は勤勉性を失ってしまう恐れがある。
若者は3Kを嫌がるから、すでに建築の現場では
外国人がいなければ成り立たない会社もあるようだ。
人件費を削って儲かるという最近の悪習を改善する
ことができるのかどうか?
わしも地方都市まで目を配った国家ビジョンに基づき、
公共事業をガンガン行うべきだと思っているが、
それが移民の増加を招くようになる原因になったら、
国柄が崩壊するのが恐ろしい。
他にもまだ疑問があるので、もっと議論を掘り下げる
必要がある。
藤井氏をまた招きたいと思う。