日本の信頼社会を守りたい人のためのWebマガジン
小林よしのりライジングVol.309配信です!
今週号のタイトルは
「キャッシュレス化とアメリカからの要望書」
トップは「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
前々回で書かれ、大きな反響と関心を呼んだ「キャッシュレス化と国民性」の続編!
日本は「キャッシュレス化」が遅れているというが、そもそもキャッシュレス化を受け入れるか否かというところにも、それぞれの国のお国柄や事情というものがある。
日本でキャッシュレス化が進まないのは、そもそも現金を持っていても危険の少ない治安の良さや、偽造紙幣の作成が困難で、現金の信用性が高いといった、世界に誇っていい理由によるものである。
だったらそれでいいはずなのに、政府は躍起になってキャッシュレス化を進めようとしている。
一体なぜ?
必要もなさそうなことを、政府が血眼になってやる時は、たいていある圧力に動かされているというのがパターンなのだが…
と、思ったら、やっぱり出てきた、アメリカの「年次改革要望書」!!
ゴーマニズム宣言は
「LINEは大人でも危険なツール」
子供にスマホを持たせるのは是か非か?
これまた国は、子供がスマホを持つことを広く認める方向に転換する方針となっている。
しかし、それで大丈夫なのか?と心配になるのが、まともな常識人の感覚というものである。
スマホの便利さばかりを認めていたら、その一方で大変な危険を見落とすことになる。
スマホは、閉鎖された空間を作り出し、人を分断してしまう道具として機能してしまうことがある。
特にその危険があるのが「LINE」である!
大人が使っても危ないものを、子供に持たせていいわけがない!
【今週のお知らせ】
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…ライジングvol.307「キャッシュレス化と国民性」に関する追跡調査をしたので報告したい。政府は「外国人観光客」を理由にキャッシュレス化を推進するつもりのようだが、将来的にはなんと韓国やスウェーデンに追いつくべく、キャッシュレス80%を目指す計画だという。そして「キャッシュレス化」「スコアリング社会」を日本に突き付け内政干渉していたのは、毎度おなじみのアメリカだったのだ!!アメリカの「スコアリング社会」の恐るべき実態とは??
※「ゴーマニズム宣言」…現在、公立小中学校では平成21年1月の文科省通知により、児童生徒の携帯電話・スマートフォンの持ち込みは原則禁止となっている。しかし3月19日の閣議後会見で、柴山昌彦文科相はこの通知を見直し、携帯電話やスマホの持ち込みを認める方向で検討する方針を明らかにした。また、大阪府教育委員会は既に府内の公立小中学校で認める決定をしているという。果たして、子供にスマホを持たせるのは是か非か?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
生前葬をやりたいと思いませんか?
『夫婦の絆』や『10万年の神様』を完成させる予定はある?
石破氏は皇室典範改正(女性宮家等)には正直どのくらいやる気がある?
リアルタイムで体験して来た家電製品の進化で最も画期的だったものは何?
徴兵を逃れる行為自体、ダメなこと?
投資家たちは何のためにお金を集めているの?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第121回
「キャッシュレス化とアメリカからの要望書」
2. ゴーマニズム宣言・第319回
「LINEは大人でも危険なツール」
3. しゃべらせてクリ!・第266回
「絶交仮面、お呼びじゃなくとも参上ぶぁ~い!の巻〈後編〉」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記