昨日の東京新聞で「購読料値上げのお願い」を読んだだけで、
「えーっ…」とため息をついたような生活レベルの私は、
消費税増税は本当にしてほしくないと切に願っています。
世の中イケイケドンドンなのはIT長者みたいな人ばかりで、
普通の人は、本当に必要なもの以外は極力買わないでおこう、
少しでも出費を控えよう、外食はやめて節約しよう……それが
一般的な感覚なんじゃないでしょうか。
長く飲食店で働いてきて、経理処理や値段設定を話し合って
決めてきたりもしましたが、消費税が5%→8%に上がった際は、
苦渋の決断で価格を据え置いたことを思い出します。
この消費の冷え込んだ状態で、値上げしてしまったら、
日課として必ず外で飲食するという常連の人以外は、
ますます足が遠のくと恐れたからです。
それなら、店で増税分を被ったほうがましだろうと。
だけど10%になったら、もうさすがに被れないと思います。
同じような悩みや怯えを抱えているお店はたくさんあるんじゃ
ないでしょうか?
それが庶民の肌感覚だと思います。
なにより、「消費税」を上げて、それが本当に「国の借金」を
減らすことに結びついているのか? 疑問に思っていました。
次回、4月7日(日)のゴー宣道場は、消費増税反対を
掲げておられる京都大学教授の藤井聡先生をゲストにお招きして、
『日本経済は復活できるのか?』
というテーマで開催します。
生活に密着しているこの議論に、ぜひ参加してください。
応募締め切りは3月27日(水)です。