4月7日に開催されるゴー宣道場、
「日本経済は復活できるのか?」という
テーマで開催いたします。
ゲストは京都大学大学院教授、元内閣官房参与の
藤井聡氏です。
消費税の増税に反対する立場の藤井氏。
私など「財政が厳しいのなら、消費税増税も
仕方がないんじゃないか」と漠然と思っていましたが、
どうもそうではないみたい・・・?
小林先生と対談した『表現者クライテリオン』3月号では、
藤井氏は次のように語っています。
「平成の三十年というのは本当に、株主資本主義と
いうか企業中心主義が徹底的に促進された三十年でも
ありました」
「大企業からの有形無形の圧力があって法人税を減らし、
その穴埋めとして、政府が消費税を上げてきた、という
構図です。要するに、平成の三十年間は、『政府の差配に
よって、国民のオカネが二百数十兆円規模で大企業に
吸い上げられていった時代』だった。その結果、庶民の
消費が縮小し、デフレになった」
「あらゆる決断主義をなくしてしまった政府が
国民の側に立たず、財界や多国籍企業たちの
『圧力』に翻弄されるだけの存在、言い換えるなら、
グローバリズムの流れに流されるだけの存在に
成り下がって、その帰結として、国民が貧困化し
格差が拡大し、国家全体としても衰退し続ける
情けない国になってしまったわけです」
むむむ。これだけ拾って読んでも、
自分の知らない“経済の構図”があることが
わかります。
憲法や安全保障のみならず、経済だって
「この国のかたち」を構成する大きな要素。
藤井氏の話は、目からウロコが落ちそうな気配が
プンプンします。
格差社会を嘆いてばかりじゃしょうがない。
私たちの生活に直結する経済問題。
ゴー宣道場に参加して、ぜひ一緒に考えましょう
応募締め切りは3月27日(水)です。
応募はこちらをクリック