アイヌ問題は国会ではすでに決着がついているので、
アイヌ団体に敵対して描くつもりはないが、「差別」と
「言論の自由」の問題に関しては、『ゴー宣』初期から
のテーマでもあり、『ゴー宣 差別論Special』は
部落解放同盟から単行本を出したりもしている。
今、勉強しているのは「民族」の定義である。
担当・織田氏に頼んだら、ものすごい勉強量で、
「民族」に関する定義(らしきもの)をまとめて
送ってくれる。
素晴らしく役に立つ。
宮台真司も言ってたが、「民族」の明確な、そして
腑に落ちる定義はないようだ。
かなり恣意的に用いられている。
国会での「先住民族」の定義も、「先住民」や「先住
集団」と「先住民族」の差が明確になっていない。
文字がない文化は滅びるのが宿命ではないのか?
日本語も古代には文字はなかった。
漢字を音に当てはめて文字を作っていったから、
日本語は伝承されている。
アイヌ文化が滅んだのは国家の同化政策のせいだ
と言えるのか?
わしは文字がないのが致命的だったと思っている。