ライジング版流行語大賞&今年の出来事の発表も終わり、
本日は、今年最後のトリプルよしりんDAY!
皆さん、ついてきてますかー!?
小林よしのりライジングVol.296
配信です!
今週号のタイトルは
「中国、国家資本主義の全球化」
中国の通信機器メーカー・ファーウェイの副会長がアメリカの要請によりカナダで逮捕され、大ニュースになった。
ファーウェイはスマホの出荷台数では今年アップルを抜き、韓国・サムスンに次ぐ世界第2位に躍進。この逮捕劇は「米中貿易戦争」における米国の危機感の表れかと見られている。
今回は、いま行われている「米中貿易戦争」の背景をまだほとんど誰も気づいていない視点から分析する!
アメリカが「グローバリズム」路線から保護主義へと転換しようとしているのと入れ替わるように台頭してきた、中国版グローバリズム「全球化」。
この中国の「全球化」は、これまでの資本主義とは根本的に異なる強さ、凶暴さを持っている!
まだ誰も気づいていないが、いま、我々は資本主義の歴史の重大な転換点に立っている!
グローバリズムを受け入れたらどうなるか、イラク戦争をやったらどうなるか、常に予言を的中させてきたよしりんが、またも新たな、不穏な予言を放つ!
泉美木蘭さんは久々の小説「わたくしのひとたち」で登場!
「怖い怖いミクシィのお話 その1」
SNS創成期の痛い恥ずかしい体験談を、虚実入り乱れた私小説で発表!
SNSが出始めで、その付き合い方が今よりもずっとわかっていなかった時代のやらかしの数々がよみがえるか?
これを読んで、当時のわが身を思い出して、いたたまれない思いに身をよじる人が続出!…するかも。閲覧注意!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」…世界有数の通信機器メーカーである中国・ファーウェイの副会長・孟晩舟をカナダの捜査当局が逮捕、そしてそれに対する報復として、中国がカナダ人の元外交官を拘束…米中貿易戦争はエスカレートし長期化が懸念されている。この問題の背景にあるのは、中国の「全球化」である。中国の全球化はアメリカのグローバリズムとは根本的に異なり、「資本主義」の概念を根こそぎ変えてしまいかねないものなのだ!
※泉美木蘭の小説「わたくしのひとたち」…連載中の幻冬舎plusで「SNSにはまっていった私のイタい体験記」という記事を配信したところ、読んでくれた人が、記事を紹介しつつ「閲覧注意。精神にダメージを負う場合があります。私は負いました」とコメントを書いていて爆笑してしまった。今回はその体験記のスピンオフとして『わたくしのひとたち』を復活!
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は見た?
初対面の人を漫画家としての観察眼で見ていたりする?
山本太郎参議院議員をどう評価している?
最近流行りのどろどろしたそば湯は好き?
子どもがエロ本を隠しているのを見つけたら、親はどう対処すべき?
安倍シンパの自衛官はどうしたら目が覚める?
コタツの誘惑に抗えない!どうしたら良い?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第305回
「中国、国家資本主義の全球化」
2. しゃべらせてクリ!・第253回
「歳末募金をスルーできましゅか~!?の巻〈後編〉」
3. 泉美木蘭の小説・わたくしのひとたち
「怖い怖いミクシィのお話 その1」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記