ライジング、2週に分けて書くつもりだった部分を、
縮めて詰め込んで1週分で書いてしまった。
まあいいや、力いっぱい書いても、一週間たてばまた
書くことができる不思議。
埼玉県蕨市と川口市に集まる、クルド人難民と、中国人
の様子をレポートしたものです。
なんだか、内容がディープになってしまった。
文章だけ読んだら、男が書いたみたい、かもしれない。
ライジングに載せる写真をトリミングしつつ、
マリリン・モンローの『帰らざる河』という映画を見た。
ドレスでギターをつまびく酒場の歌姫モンロー、
ジーンズにブラウスで激流を下るモンロー、
全身ずぶぬれになったモンロー、
下着を破って子供の手当てをするモンロー、
裸で毛布にくるまるモンロー、
映像は合成で古臭くてちゃちいけど、
マリリン・モンローはまったくセクシーでかっこよかった。
私、誕生日が一緒なんだよ。一緒なだけだけど。
アメリカの西部開拓時代の映画って、ならず者ばっかり
出てくるわけだけど、主役の男も荒っぽすぎてすごいな。
すぐナイフ振り回すし、すぐライフルで撃つし。
ライオンと素手で闘うし。
ラブシーンは、もう完全に強引に手前勝手にキスして、
嫌がるのを無理矢理つかまえて地面に引き倒しちゃって、
えーっ、強引なのはいいけど、それ脳震盪起こすー!
って感じだし、
引き倒されてモンローが砂だらけになっているのに、
次の瞬間にはキス中止してほったらかしに。
現代だったら非難轟々になりそうだよ。
でも、インディアンとも賊ともライオンとも戦ってくれて、
「俺は女子供を守るためにいる!」という気概がすごいから
惚れちゃうのって感じの話だった。
小さい息子がライフル構えて、悪モンを背中から
ドーンと撃ち殺すっていうのもびっくらこいた。
さ、さすがアメリカ。
ラストは、歌姫として酒場でしっとりと歌っている
マリリン・モンローを、男がいきなり無言で肩に担いで、
いやー、やめてーって騒いでるのに、米俵のように自分の
馬車にどーんっと搬入して、
「帰るぞ、家へ」「えっ……らぶ♡」
みたいな終わり方だった。
なんなんだこれはー、と思いながら、
結局、おもしろくて、画像処理の手が止まってた。