体内時計が昼夜逆転しないように必死。
朝5時にやっと寝て、目が覚めたら9時をまわってしまって
いた。録画してある「ハラスメントゲーム」が気になるのに、
週末まで見られそうにない。
昨晩、すさまじい勢いで母からLINEが飛んできた。
「電話できるか!?」
「いまは家にいるの!?」
「どこにいる!?」
「何時に帰るの!?」
スマホの画面から文字が飛び出さんばかりの勢い。
うっわー、やっばー、あの原稿読んだのーーーーー!?
と全部既読スルーして、かかってきた電話もモグラ叩き並みの
速さで即座にぶっち切っていたんだけど、
あんまり凄いから、これはさっさと片付けたほうがいいと考え、
(こっちは別に正月も帰省する必要ないんやぞ!)
と鼻息荒げてメリケンサックを装着して電話をかけたら、
ワンコールすら鳴らないうちに母が出て、
「ねー、ちょっと!!!」
どんな凶器で殴りかかって来るのかと思ったら、
私の想定とはまったく違って、ぶっちぎりで個人的なその日の
ひと悶着について延々と愚痴をかましはじめるので脱力した。
市役所で融通の利かない職員と対決し、よっぽどストレスが
溜まったらしく、あちこちに電話して愚痴りまくった末に、
やっぱりうちの世間擦れしたあのドライな娘が一番なんでも
ぶっちゃけられるからスッキリすると思ったらしい。
なんなんだ・・・。
人をサンドバッグ代わりにするのもたいがいにしてほしい。
母は以前は電話のたびに「とにかく結婚しておきなさい」と
私を説得しにかかっていたけど、いまでは、
「家族も最後は介護になるから、結婚もよく気をつけたほうがいい」
みたいな真逆のことを言い出している。
まったく。
こちらは「死に別れる」という結末について話したかったのに。
「こっちは今さ・・・」と言いかけたら、
「ほな、忙しいとこすまんな! 以上!」と電話切られた。
あのさー・・・・・・。