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小林よしのり
2018.10.3 10:36日々の出来事

朝日新聞、インタビューの波紋

昨日の朝日新聞のわしへのインタビュー記事が、波紋を
拡げている。
「わしは自分が保守だと思っています。リベラルとは
違って、人権は自然権だとは考えていない。人権は
国家がなければ守れないと思っているから、国家を重視
します。」
この冒頭部分を省かずに掲載してくれた朝日新聞の記者氏
に感謝します。

思った通りに、左翼が大騒ぎしているようだ。
映画評論家の町山智浩が朝日新聞のわしのインタビュー
を見て、小林よしのりが朝日新聞に登場すること自体に、
嫌悪感を持ったに違いないが、「小林よしのりはパンドラ
だったと自覚しろ、この時代状況をつくった張本人として
謝罪しろ」というようなことをツイッターで言っていた
らしい。
SEALDsも全く同じことを言っていた。

こう言われると、正直わしとしては、喜んでいいのか、
怒っていいのか、わからない。
本来「言論」というものの無力さを考えると、わしの
言論が社会の右傾化を呼び、ネトウヨを生み、安倍政権
まで誕生させたとなると、その威力に感心し、ますます
自信をもってしまうからだ。

しかし、町山って相当な馬鹿だね。
どうせわしの『差別論』も『戦争論』も『沖縄論』も、
読んじゃいまい。
世間の、特に左翼界隈の「風評」だけで、小林よしのり
への敵意を募らせているだけだ。
町山の映画評論もナショナリズム否定のバイアスがかか
っているのだと警戒した方がいい。

パンドラの箱を開けて良かった。
最後に残る「希望」を掴むためだったからだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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