固定観念にとらわれずに考える
人のためのWebマガジン
小林よしのりライジングVol.284
配信です!
今週号のタイトルは
「体操競技には体罰が必要ではないか?」
ゴーマニズム宣言は、体操界のパワハラ問題について。
といっても、塚原夫婦がどうこうという話ではなく、最初に出てきたコーチの選手に対する暴力について考察します。
今では暴力・体罰を伴ったスポーツ指導というものは、一切合切非合理的なもので、効果のあるものではなく、決してやってはいけないものという認識ができつつある。
しかし、それを全ての競技に適用してしまっていいものなのか?
何にだって例外というものはある。
暴力を伴う指導が必要な競技というものもあるのではないか?
そしてそれが体操なのではないか?
出来上がりつつある固定観念を外して、じっくり考えてみよう!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「権力と結びつく陰謀論・米国QAnon」
アメリカでは、陰謀論でトランプ政権を擁護する匿名のネット投稿者「Q」が熱狂的な支持を集め、Qとその支持者は「匿名(Anonymous、アノニマス)」の略記「Anon」と組み合わせて「QAnon(キューアノン)」と呼ばれている。
そのニュースは最近チラホラ聞こえ始めていたのだが、その陰謀論の内容が具体的にどういうものかというと……
やばい!やばすぎる!!
そして、その陰謀論を信じている人の顔が……
やばい!やばい!!やばすぎる!!!
何でもかんでもアメリカに追随したがる日本。
もしも安倍政権を支持するネトウヨがQアノンのマネをし始めたら…
それだけは、やめてくれ!!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…今度は体操界でパワハラ騒動である。今回の騒動は、まず宮川紗江選手に速見佑斗コーチが暴力を振るい、それを利用して、日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長が速見コーチを排除し、宮川選手を自分のクラブに引き抜こうと企て、その過程でパワハラがあったという構図らしい。パワハラ問題はまず横に置いておいて、そもそも暴力を振るって行うスポーツ指導は是か非かという問題について考えてみたい。
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…従来、「あの権力者は秘密結社イルミナティの一員で、国民の家畜化を行っている」とか「王家や権力者たちで構成されるフリーメイソンが、大規模な人口削減のために疫病や人工地震を引き起こしている」というような、権力者=敵とみなす陰謀論が多かった。しかし現代では、逆に権力と結びついた陰謀論がトレンドのようである。その最先端、アメリカの現状をレポート!
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!オウム事件について左翼リベラル知識人と直接対談しないの?北海道地震後に原発再稼働を主張する意見をどう思う?若者を中心にアナログ文化が復権しつつある!?仲の良い友人から「SNSで政治的な意見を書くのは止めろ」と説得された場合、どうすれば良い?心霊現象やお化けは怖いと思う?同郷として誇りに思う作家やマンガ家は?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第292回
「体操競技には体罰が必要ではないか?」
2. しゃべらせてクリ!・第241回
「怖賀リータに生産性はありましゅか?の巻〈後編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第96回
「権力と結びつく陰謀論・米国QAnon」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記