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小林よしのり
2018.8.26 13:24日々の出来事

浪花恋しぐれが好きで悪いか!

都はるみと岡千秋のデュエット曲「浪花恋しぐれ」が
好きだ。どうしても感動してしまう。
岡千秋の声質もいいが、都はるみの表現力が圧倒的で、
ぐっときてしまうのだ。

外国人の前で、この歌を紹介すると、日本人は恥ずかしい
と思うようだ。
外国人は、日本の芸人の夫婦は、こんな男尊女卑の
封建的な関係性なのか?と質問する。
これに対して落語家さえも、今どきはこんな夫婦関係は
ないと弁解する。
馬鹿野郎が!とテレビに向かって、わしは舌打ちする。

「出羽の守」シンドロームの奴らは、海外「では」、
男女関係は完全平等だと妄信している。
それなら#Me Too運動なんか海外から起こるはずがない
だろうが。

わしはテレサテンの「愛人」ソングが大好きであり、
石川さゆりの「天城越え」に震撼するし、
坂本冬美の「女は抱かれて鮎になる」が好きだし、
藤あや子の「むらさき雨情」のような女が大好きだ。
沢田研二の「カサブランカ・ダンディ」は、わしのこと
を歌っているのかと思った。

今はこういう「女が男に尽くす」歌が好きだと公言する
こともできない時代になってきた。
リベラル左翼が「男女平等イデオロギー」の全体主義を
作るべく、監視しているからだ。

昔の女は男に騙されて、20代後半で、立派な大人の
女として育っていた。
いまじゃ、30歳過ぎても少女のまんまである。
中森明菜が22歳で「難破船」を歌っていたことが
信じられない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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