ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2018.7.25 10:59ゴー宣道場

8月5日ゴー宣道場、本日応募締め切り!!

「自衛隊巡り改憲論争再燃」
昨日の読売新聞では、自民党総裁選に向けて
憲法改正における党内対立が再燃しつつあると報じ、
とりわけ石破茂氏の安倍加憲案に関する発言を取り上げている。

「事の本質を曖昧模糊としたままで、
本当に我が国は独立を守ってやっていけるか」

「(2項維持は)安全保障に対する真摯な姿勢とは
思わない」

全くそのとおりと私は思う。
それに対し、安倍首相はこう当てこすったという。

「結論が出れば、一致結束してその目標に向かって
進んでいくのは責任与党としての矜持だ」

自民党案(安倍加憲案)は、結論ではないでしょうに。
議論のたたき台として出した条文案だったはずでは。
それとも、もはや常套手段となった強行採決で
憲法も押し通すつもりか。
それなら「一致結束して」云々もわかるけど。
憲法をその程度にしか考えていない、というのもわかるけど。

責任与党の矜持とは、議論に議論を重ね、
より良い方向へと変えていくことに主導権を発揮する、
それに尽きると思う。
一度決めたものを頑固に押し通すことではない。
真っ当な指摘や批判なら、それを検討し、
必要なら変えていかなくてはならない。
結論ありきで、一致結束して強行することではないのだ。

このまま殺人的な暑さにボーっとしていたら、
あっという間に安倍加憲案が「一致結束」で進められ、
気が付いたら「戦力ではない自衛隊」という
国際社会において何一つ説明することができない
摩訶不思議な組織が誕生し、固定化されてしまうよ?

8月5日のゴー宣道場、山尾しおり議員の条文案が
いよいよ発表されます!
バカげた加憲案の対抗軸は、ここにしかない!

応募締め切りは今日、お忘れなく!

道場申込みはコチラ



 

 

 

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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