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小林よしのり
2018.7.23 10:39日々の出来事

自律神経を休ませるための睡眠

ほんの少し前まで、クーラーなんか贅沢で、一晩中
つけっぱなしなんて堕落だと思われていたし、夏は
節電が必要なのに不謹慎だと思われていた。

だが、今は猛暑でも電力には余裕があることが、
分かってきたし、そもそもクーラーはつけるべきもの、
途中で切ってはいけないと、医者が教えるようになった。

ニュースでは、「昨夜、熱中症で亡くなられた老人宅には、
クーラーがなかったそうです」と報じている。
クーラーがなければ熱中症で死亡するのはやむを得ない、
当然だな、と受け取られるようになってきた。
そのうち、クーラーをつけずに熱中症で死んだ人は、
自殺と見られるようになるだろう。
すごい考え方の変化だな。

最近の日本の夏の暑さは、避暑地に行っても湿気が強す
ぎて、涼しくならないし、ハワイの方がはるかに涼しい。

暑いのを我慢して寝るのは自律神経が休まらないから、
睡眠の質が落ちて、老化も早まるそうだ。

しかし、わしの場合、夏だろうと、冬だろうと、いくら
工夫しても、熟睡は難しい。
一瞬でも目が覚めたら、たちまち作品のアイデアや展開が、
脳の中で浮かんできて、仕事モードに突入するからだ。
でも、夏の方がやっぱりキツイか。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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