今売りのSPA!「ゴーマニズム宣言」の『君たちはどう生きるか』、刃物を持った暴漢が現れた「いざという時」の小林よしのり先生のアイデアがすっごくいいなあと思った。
何年か前のゴー宣道場で
「もしもイスラム国に誘拐されたら、自分はどうするか?」
という問いになったとき、私は、「舌を噛み切って自決する」と言って、そんなの時代劇の忍者じゃないかと笑われたんだけど、その時、よしりん先生は、
「オレンジの服を着せられて映像に撮られる前に、とにかくわざと暴れまくって撃たれて死ぬ」
と発言されていて、私は、(それって急所を撃ってもらえたらいいけど、足とか地味に撃たれたらどうするんだろう)と黙ったまま内心では思いつつ、私の考えより現実的でいいなあ……とすごく印象に残っていた。
「いざという時」をどのぐらいリアルに想像できるかは、社会や人生や身のまわりの人々、それからなにより自分自身に対する責任をどこまでしっかり考えているかということと結びついていると思う。
そして、これって、日本人の憲法観にもつながってくる問題なんじゃないだろうか。
8月5日のゴー宣道場は、「立憲的改憲、山尾志桜里・条文案、発表!」だ。
どれほどリアルに、自分たちの国家、自分たちの統治機構、自分たちから発生している権力について考えられているか。
ぜひ、参加して、一緒に条文案について議論しよう!