今日はアイララ50周年記念のイベント第一弾で、日本のトップベリーダンサー20人が登場する豪華なショーが行われているのだけど、仕事が押し押しで行けず。
ショースペースを借りて、150席以上用意してチケットを発売したら、良席は翌日にソールドアウト、その後すぐ全席完売した。かなり盛況のはず。
『AiLARA 「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』、
Amazonでの注文は、7月7日発売当日から可能になるそうです。
一番早く入手できるのは、7日のアイララ店頭。
8日の夕方に、新宿紀伊國屋書店等に並ぶとのことです。そして全国主要書店に随時配本です。
Amazon、店頭、書店、いずれからご購入いただいても、2000部限定で金子國義のB3ポスターがついてきます。
本書のためにStudio Kaneko&浅葉克己デザイン室のご協力で復元された絵がデザインされたもので、他では手に入りません。
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ところで、今回アイララ本を引き受けてくれたのは、エシェル・アンという出版社です。
世界遺産に登録されたル・コルビジェの建築資料・全世界配信権を持っている会社で、普段は美術館の図録や建築資料などを出版しています。
社長の下田さんは、「黒川紀章が通った店」と聞きつけてアイララを訪れた方ですが、いろいろあって今年、「そんなことなら僕が出版を引き受けましょう!」と一肌脱いで下さいました。
・・・のが最後、私が次から次へと刺激的な作品ばかり集めてきては、
「これちゃんと載せてくださいよ!」
「これ巻頭カラー、一枚目だからね!」
と、いちいち暴力的なまでの念押しをしながらドカスカ渡すので、最初は気が遠のいていたみたいです。目が白黒してました。
社長として、頭のなかにはきっと、
「うちの出版の枠からはみでてないかな、販路、確保できるだろうか…」
みたいな心配が渦巻いてらしたと思います。
ある作品の掲載方法については、メールでも、電話でも、LINEでも、深夜の店のカウンターでも、ネチネチネチネチこちらの言い分をほとんど説教まがいに2週間近く何度もくりかえし、メダル落としゲームのように社長の意向を完全に追いやって本当に申し訳なかったと思ってます。
でも、やっぱりあのように載せるのと載せないのとでは大きく違ったと思う。ご英断ありがとうございます!
ほかにも事務的な部分でもかなり無理してくださってると思うけれど、いい形に仕上げて下さって、本当に感謝しています。
『AiLARA 「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』
編著 アイララ&泉美木蘭
カバー絵 金子國義
カバーデザイン 浅葉克己
発売 Echelle-1
価格 2500円(金子國義B3ポスター付き)
金子國義が、宇野亞喜良が…1960-70年代の著名人たちが「ナジャ」「アイララ」を語る。
タモリ◎インタビュー「アイララは僕の原点です」
赤塚不二夫◎「天才バカボン」「新宿二丁目でローソクショーなのだ」再録
吉行淳之介◎「幻の女たち(酒中日記)」
田名網敬一◎2018年新作掲載!
篠山紀信◎とっておき掲載!
沢渡朔◎撮りおろし掲載!
アイララ座談会◎浅葉克己×岩﨑トヨコ×吉田好男×四谷シモン
【登場する方々】
赤塚不二夫(漫画家)、浅葉克己(アートディレクター)、岩崎トヨコ(イラストレーター)、宇野亞喜良(挿絵画家)、金子國義(画家)、唐十郎(劇作家)、黒川紀章(建築家)、合田佐和子(画家)、沢渡朔(写真家)、椎根和(編集者)、篠山紀信(写真家)、澁澤龍彦(フランス文学者)、菅原光博(音楽写真家)、瀧口修造(美術評論家)、田名網敬一(現代美術家)、田村セツコ(イラストレーター)、タモリ(タレント)、西田敏行(俳優)、野田秀樹(劇作家)、長谷川和彦(映画監督)、森永博志(編集者)、吉田好男(編集者)、吉行淳之介(作家)、四谷シモン(人形作家)ほか