文科省局長が、東京医科大に対して私大支援事業対象校に選定されるよう便宜をはかり、その見返りに自分の子供を不正入学させたとかで、東京地検特捜部にサクッと逮捕されて新聞一面トップにどーんと出ていた。
そりゃもう呆れる話で、逮捕は当然だけど、一方で「なんであれが逮捕されないのか?」とみんなが思ってる人々が、ちっとも逮捕されない。
今朝の「そもそも総研」で、佐川証人喚問のおさらいをしていた。
もういい加減飽き飽きだ、という声がぽつぽつ聞こえる今日この頃だけど、国民がこの問題に飽きたら、「国家犯罪なんてどうせ一過性の消費物じゃないか」ということになってしまう。
そんなのあり得ない。完全に権力の思うつぼだ。
「偽証罪の縛りをかけた」と散々解説しながら開かれた国会での証人喚問で、あれほど当然のように偽証がまかり通ってしまい、その後の追及もままならない状態で流してしまうと、憲法第62条【議員の国政調査権】が無意味化してしまう。
縛られる権力はすべて国民から生じている、国家権力の淵源は国民にあるということ、6月の九州ゴー宣道場で井上武史先生から学んだばかりだ。
国家権力や憲法を「どこかにある他者のもの」と見るのでなく、自分たちから発した、本来あるべき立憲民主主義に構築しなおすべき!
8月5日(日)のゴー宣道場は、「立憲的改憲、山尾志桜里・条文案、発表!」。
▼参加申し込みはこちらから
https://www.gosen-dojo.com/event/4900/