自由民権結社として発足し、
薩長藩閥と激しく戦ってきた
玄洋社と頭山満を描いてきた
『大東亜論』
その重大な一大転機が描かれる
第6章『選挙干渉は悪だったのか?』
本日発売のSAPIOに掲載です。
憲政史上初となった
衆議院解散・総選挙の際、
頭山はそれまで対立してきた
政府と手を結び、民党の選挙活動を
暴力をもって妨害、
血で血を洗う大惨事を巻き起こす。
それが世に悪名高い
「選挙干渉」です!
選挙干渉については、大正6年刊の
『玄洋社史』でさえ、
「誰か之を明治聖代の不祥事として
嘆息せざるものあらんや」
と記しているほどで、
玄洋社を好意的に見る人でも、
これだけは「唯一の汚点」と
見る向きが多かったのですが、
一方でこれも見直すべきではないか
という声も上がっています。
本当に選挙干渉は悪だったのか?
今回はそれをじっくり描写しています!
あの時代、本当に国を思う志士は
何を思い、決断し、
行動せざるを得なかったのか?
その姿は、時代を超えて
与党の腐敗、野党の堕落に対して
本当に国を思う者は
どう考え、行動すべきかという
問いを投げかけてくることでしょう!