ある女性の元新聞記者が、こんな事を書いていた。
「かつて私は、『特ダネのためにパンツ脱げるか?』
と上司にプレッシャーをかけられたことがある。
…私は、『“国民の知る権利”のために自己の貞操を犠牲に
できるか、ということなら、本当に国家・社会の存亡に
かかわる世紀の大特ダネのためなら、私の貞操など
どうでもいいことです』と答えた」と。
大変な豪傑だ。
但し、以下のように付け加えている。
「20年以上前の新聞社は、
女性記者へのこういう質問は普通にあった。
私もそれをセクハラとも思わず、
報道の使命を全うするにはそのくらいの覚悟が
問われるのだろう、くらいに捉えていた。
もちろん、いまなら間髪容れずに、
『それ、セクハラ発言です』と言い返す」と。
これは当然だろう。