本棚がいっぱいになって、一度、処分しようとしてた古書の束、残しておいてよかった。70年代の『現代詩手帖』とか、『ユリイカ』『夜想』なんかがいますごく役立っている。
明日のライジングにも大活躍した。
父親の書斎から持ってきたものもあれば、自分で買ったもの、それから、むかし一緒に絶版本専門のオンライン書店をやっていたパートナーの遺品とか。60年代から70年代の芸術家に超絶詳しい男だったんだよね。
会えなくなった人からもいろんなこと教わってたのがよくわかった。もちろんいまも教わりつづけている。
『AiLARA 「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』、
主要書店とAmazonなんかでも買えるんですが、印刷・搬入の都合で、7月7日(土)の晩にアイララに来店すると、一番最初にゲットできるみたいです。
しかもその日にお店に来ると、何人かの登場人物と会えるかもしれないらしいです。
太宰治の小説のモデルになった女性が営業してきた新宿の超有名文壇バー「風紋」さんが、今週木曜日でとうとう閉店するらしい。ママが90歳だというから仕方のない話だけど、文芸関係の人が集う店が消えていくのって、「時代」が終わっていくひとつの形なのかなと感じたりもする。
「アイララ」っていうのは、もともとは会員制でクリエイティブ関係の人しかいなかったんだけど、いまは誰でも入れる店になった。昔は、映画・演劇関係者が取っ組み合いの喧嘩をしてた場所だけど、今はそこまでしょっちゅう暴れん坊が出没するわけじゃないので大丈夫だ。
金子國義リトグラフ
サンバ、アラビック、トライバル、前衛ダンサーのショーを毎週やっている。
九州や北海道から、飛行機でお客さんがかけつけるようなスターダンサーも登場して、店内がダンサーを目指しているいい女でいっぱいになることがある。
おもしろそうでしょ。