6月23日。 今日は天皇陛下が「忘れてはならない日」として 毎年黙祷を捧げられている日です。 8月6日 広島への原爆投下 8月9日 長崎への原爆投下 8月15日 「終戦記念日」 これらと同じく、「忘れてはならない日」が 6月23日。 そう、今日は沖縄の組織的戦闘が終わった日です。 組織的戦闘が終わった、というのは、 沖縄守備軍である第32軍の牛島満司令官が自決し、 組織として戦闘行動を起こすことが不可能になったことを 意味します。 決して、「沖縄戦終結の日」ではありません。 この日の後も、将兵たちは迫りくる米軍に対峙し、 文字通り8月15日まで戦闘行動をしていました。 戦闘といっても、飢餓に苦しみながら 南部に追い詰められていく日々。 安倍首相は、沖縄で行われた戦没者追悼式において、 「我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国」であり、 「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」ことを 御霊に対して誓う、とあいさつしていました。 けれど、 憲法解釈で集団的自衛権の限定的行使を認め、 アメリカと共に「戦争できる国」にしたのは誰か。 「平和を重んじる」とは、アメリカに無条件に、 盲目的に、媚びへつらってついていくことか。 73年が経過した今もゆうゆうと米軍機が 沖縄の空を飛び続けている。 日本は「属国」から脱却できずにいる。 御霊はどう思うでしょうか。 私ならきっとこう思う。 「我々の死を無駄にするな!」
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