先週はライジングで、美人コンテストから水着審査が
廃止される事態について書いたが、多くの反響があった。
#Metoo運動とセクハラ糾弾キャンペーンの行方が、
水着審査の廃止とか、「5秒以上は見つめてはならない」
とか「一度デートに誘って断られたら、二度と誘って
はいけない」というような、人のコミュニケーションを
破壊する規則にまで繋がっていきそうな気配になって
きた。
文化を破壊する状況をもたらすのは、フェミニズムが
左翼イデオロギーの側面を強く持つからである。
左翼イデオロギーとは頭の中で考えた「設計主義」を
現実に実現してしまおうとする、急進的かつヒステリック
な危険思想のことである。
彼らは最近、左翼と自覚せずに「リベラル」という
英語で偽装して発言・活動する。
リベラルという英語で「自由・寛容」かと思って油断
してはいけない。
ものすごく狭量で、原理主義的な左翼イデオロギーが、
リベラルの仮面を被って進撃している。
イデオロギーの臭いを感じたら、即、批判を始めねば、
この大衆化社会では、燎原の火のごとく、あっという
間に、手遅れになるほど燃え広がってしまう。
アメリカを見るがいい。
リベラルを偽装する左翼フェミニズムが、味噌も糞も
一緒のデタラメさで、もう手をつけられない流れに
なっている。
この反動で、トランプ大統領を支持する差別主義者が
勢いを増してくるのだ。
日本でも似たような現象が起こっていて、リベラルを
偽装する左翼と、保守を偽装する極右の二項対立が
やたら目立つようになってきた。
わしはこの両極のバランスをとるために、「保守」の
何たるかを行動で示していかねばならない。
これは結構しんどいのだが、脳が老化すると瞬時の
対応が難しくなるだろうと、最近つくづく感じる。
自分の脳を若く保たねばならない。