左翼・フェミニズムはイデオロギーであり、設計主義である。
女性の地位向上は必要で、セクハラもやってはいけない行為
であるが、あくまでも日本人の道徳観や美意識で捉えるべき
であり、「漸進的」に改革していく啓蒙活動は必要だと思って
いた。
したがって日本への「#MeToo」運動の流入も、ヒステリーに
ならない範囲で許容してもいいと考えていた。
だが、アメリカでは「5秒以上見つめるのは禁止」や「一度
断わられたらデートに誘わない」という非常識なルールまで
設計されている状況らしい。
かつて「101回目のプロポーズ」なんてドラマが大ヒット
したが、あんな主人公は今なら100回逮捕されるだろう。
美人コンテストのミス・アメリカも、今後は水着審査や、
イブニングドレス審査を止めるそうである。
外見の美しさを審査するのがセクハラらしく、今後は内面
の審査を行うようだが、人間性で優劣をつけるのなら、
もっと差別的になる。
左翼・フェミニズムはイデオロギーだから、火がついたら
急進的な革命になる。
財務省の福田事務次官のセクハラ糾弾の急進性に対して、
わしは警告を発していたが、それは左翼イデオロギーの
日本への侵入を水際で食い止めるためである。
設計主義の侵入を食い止める態度こそが、「保守」の真髄
なのだ。
わしは、フランス革命を徹底批判したエドマンド・バーク
と同じことをしているに過ぎない。
決してセクハラを肯定したりしていない。
だがヒステリックで急進的な左翼・フェミニズムとは、
断固戦わなければ、文化が滅ぶのである!