本日の「SPA!」主催・ゴー宣道場〈出張版〉は
「保守とリベラルの役割、そして立憲」というテーマで
お送りしました。
ゲストの中島岳志先生、まことに理路整然と、
そしてわかりやすい言葉で語ってくださいました。
保守とリベラルの成り立ち、
立憲主義とは何か、
立憲主義と民主主義との緊張関係・・・などなど。
「真に理性的な人間こそ、理性によって
理性の限界を把握している」
エドモンド・バークのこの言葉、
しみじみ良いなあと思います。
また保守は、「復古」「反動」「進歩」
この三つを否定するというお話も印象的でした。
私が好きな言葉「不易流行」にも通じます。
ほんと、業種問わず「老舗」こそが保守とは何かを
物語っていますよね。
原理主義的に昔を甦らせようとするのでもなく、
変わることをかたくなに拒否するのでもなく、
かといって未来のユートピアを夢見るのでもない。
いま、ちまたで語られている「保守」の概念が
なんと捻じ曲がっていることか!
この国が抱える病理を、様々な論点から浮き彫りにした
3時間だったのではないかと思います。
中島先生、ご参加くださりありがとうございました。
楽しかったです