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泉美木蘭
2018.3.19 16:15

これはしつこい。文科省前川講師弾圧メール。

文科相前川講師弾圧事件。
中学校と文科省とのメールのやり取り、全文入手して読んだけど、
これはしつこい。超いやらしい。スーパー粘着質。
というか、嫌がらせが目的としか思えないようなものだ。

「天下り問題で引責辞任し、出会い系バー通い報道のある
ような人物を、中学生にどう説明して紹介したのか?」
「そのような人物を中学生に紹介し、あなたは校長として
どう考えているのか?」
「本当にそれでいいと思っているのか!?」
「前川は講師として不適切だったと言え!!」
…というような意味合いの因縁をつけて脅迫しているだけ。

しつこく、しつこく、同じような質問を何度も何度も、
ネチネチくり返し、しかも
「具体的かつ詳細にご教示ください」
と勝手なことを押し付ける。
校長は、反発心をにじませつつも、質問にはきちんと答える
のだけど、その回答に対しても、またしつこく脅迫めいた
質問をふっかけて「具体的かつ詳細にご教示ください」と
くり返したり、不利な言質を引き出そうとしたり。
この露骨な圧力のかけっぷりはすごい。

公開授業の参加者からは、ポジティブな反応ばかりだったと
校長が答えているのに、
「ポジティブな反応ばかりとのことですが、ネガティブな
反応は全くなかったと理解してよろしいでしょうか」

って。
校長は、これにも「まったくございません」と一言だけ、
行間に怒りをにじませた様子で答えているんだけど。
すごいよね。言いがかりのための言いがかりが。

全14枚だけど、初回の3枚と、回答後にまたもや粘着質に
送り付けられてきた文書3枚を写メでのせとこ。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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