山尾志桜里議員をお迎えしてのゴー宣道場、大成功だった。
山尾議員の立憲的改憲に接する姿勢の真摯さ、太い芯のある
信念、どのような角度からでも語れる思考の豊かさを感じた。
「バスに乗り遅れるなと言われて、一台しかないそのバスに
乗り込んだら、行き先が『侵略戦争行き』に変わっていた、
でも乗り込んだ国民はそれがわからない。外国からは見えて
いるのに」
すぐれた例え話は、やはり議論、研究をずっと積み重ねながら、
この事実をどう伝えたらよいかをずっと意識してこられたから
こそ編み出されたものだと思う。
法律家、専門家から見た本当の国の姿を、国民に対して、
わかりやすく翻訳して伝えてくれる貴重な人でもあるだろう。
「自衛権」の実態、本当の姿を理解できないまま、あやふやな
まま、誤解させたままでインチキをはたらこうとする権力者が
出現したいま、山尾志桜里議員のような政治家がどれだけ必要
なのかがよくわかる道場でもあったのではないか。
私にとっては、憲法をテーマにしたゴー宣道場、最初のころは
倉持師範のブログを読むので必死な状態だったけれども、
回を重ね、自分でもブログに書きながら反復しているうちに、
紐づけて考えられる回路が増えてきた。
山尾議員のブログや、日経ビジネスのインタビュー記事なども、
初見と、いまもう一度読んだときとでは理解度が違っている。
道場終了後のアンケートを読むと、参加者にも同じような進歩
が起きている人が多いのではないかなと感じた。
議論の核心から、かなり深い重要な部分までがっちり理解して
書き込んでいる方がたくさんいた。
ゴー宣道場での質の高い濃密な議論から、立憲的改憲を押し上
げていこう。