今朝の朝日新聞、東京新聞で、文科省の複数の現役職員たちが、
「加計文書」について省内の複数の部署で共有されていたと証言
したと報じている。
さらに朝日新聞では、現役の文科省職員が
「自分は(文書の存在を)知っていたから、大丈夫なのだろうか
と思った」「安倍政権の方針に反対ではないが、今回の政府の対
応はおかしいと思っている」
などと証言していることも伝えている。
配信中のライジングでも書いているけれど、
前川氏は次官時代も退官後も、国家公務員の鑑と呼ぶにふさわ
しい働きをしてきた人で、尊敬する人物が大勢いるようだ。
情報では、文科省の現役職員のなかには「自分は前川氏と運命
を共にしてもいい」と話している人も現れているという。
首になってもかまわない、と。
このまま、官邸の言う通りに、安倍首相を守るために、
「黒」を「白」と言わされ、あるものを「ない」「確認できない」
「同姓同名の職員ならいる」などとあまりにも見え透いたウソ、
ごまかしを言わされるだけの機関になってしまったら、
教育行政をあずかる文科省への国民の信頼は完全に失われてしまう。
今後、なにを言っても「嘘つきが教育のなにを論じられるわけ?」
としか思われない。
松野文科大臣は、自分のふるまいが、文科省を潰すことになること
がわかっているのか!?
安倍首相を守るためなら、公的機関の存在意義を殺しても構わない、
現閣僚にはそんな人間しかいないのか?
いい加減にしてほしい。
腹立たしいし、もっとブログを書きたいけど、あいにく今週は、
締め切り原稿がつまっていて焦りっぱなしだ。