朝日新聞が今朝の朝刊一面で大スクープを報じている。
「第二の森友」と言われていた岡山市の学校法人加計学園が、
国家戦略特区に獣医学部を建設する計画について、
「総理のご意向」で進められていたことが明らかになったのだ!
文部科学省には、こんな文書があった。
「設置の時期については『最短距離で規制改革』を前提としたプロセス
を踏んでいる状況であり、これは総理のご意向だと聞いている」
「平成30年4月開学を大前提に、逆算して最短のスケジュールを作成し、
共有いただきたい」「これは官邸の最高レベルが言っていること」
加計学園の理事長加計氏は安倍首相と大学時代からの大親友で、
寝食をともにし、いまでもゴルフ仲間だ。
安倍首相は、この「お友達」が経営する学校法人に対して、
37億円相当の大学用地を無償譲渡した上、96億円の校舎建設費を
支援することになっている。
例によって同学園の保育施設には昭恵夫人が名誉校長として就任。
やはり安倍夫妻は、国家権力を利用して、自分のお友達、自分の思想に
共鳴する仲間たちを優遇するように命令を下していたのだ。
国家権力、公共機関の完全なる私物化である。
そして、官僚は、やっぱり言われたことはすべてメモして残している
のだ。
加計学園も森友学園も、まだまだ「首相からのご意向」「首相夫人が
こうおっしゃっているので」という事実を示す記録があるはずだ!
こんな暴走権力者夫妻に国家を運営されているなんて非常に危険。
野党の徹底追及を期待したい。