ライジングの締め切りを終わらせてから、合気道の稽古はじめだった。
寒いとケガをしやすいので、暖房が入っていたんだけど、おかげで逆に
夏場より汗をかいて、最後のほうは扇風機を回してちょうどよかった。
でも、たった二週間あいただけなのに、左肩の関節が凝り固まっている
のがわかって驚いた。上達してきたので、先生が今までよりも強く関節
をきめるようになったのかと思ったんだけど、
「ちがうよ、あなたが巻き肩になって関節がうっ血してるからだよ」
と。
うっ血した肩は死んでいるも同然だ、と言われたので、あしたから、
肩の位置を戻すストレッチをすることにした。
・・・そっか、合気道やってるからかなあ、このごろお酒に弱くなった
ような気がするんだよね。全体の血流が良くなってるのかもしれん。
頭に血が上るのも早くなったよーな気がするけど。
ライジングは、小説「わたくしのひとたち」。
薄井沙智子の母子家庭支援シリーズ。
貧困家庭が、どういうわけかイタリアンバル化する不思議な現象を
お楽しみ下さい。基本的にこのシリーズはすべて実体験です。
縮小社会のなかで、どこにでも「いらない物」が溢れかえってもいる
んだよね。
スマホでも、テレビCMをやるほど「フリマ」のアプリが流行って、
使いかけのブランド化粧品が数百円で取引されているような時代
だもんなあ…。