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泉美木蘭
2016.9.14 05:00

八木秀次氏「週刊SPA!」で異端者扱い

今売りの『週刊SPA!』、「閉塞の時代を打ち破れ! ニッポンの論点」
というモノクロ10p特集に八木秀次氏が登場し、
不気味な男系カルトぶり
を晒し、
「天皇は“血のリレー”」だと言っている。
特集の意図は

「一見異端に見えても、それがたちまち正鵠を射るときがくる。
目下注目されている12組の論客たちが、既存の常識、価値観を
大胆に揺さぶる!」

だそうで、あくまでも《異端者》を集めるという主旨らしい。
トップバッターは、『ベッド・イン』という名の地下セクシーアイドルユニット。
いかにも「SPA!」っぽい、ゆるゆるなインタビューにはじまる。
次が、「一部の保守派人士」として紹介される八木秀次氏。
次が、天皇制打倒をぶち上げ、世界革命を目論む20代の中核派の女。
次が、「選挙なんか行くな」と街宣活動する自称ファシスト・外山恒一氏
次が、「いついかなるときもガスマスクを装着している」らしい、ミリタリー
オタクの女芸人

すごい並びだな!
ここまでが、1人1pずつ使ってかなり熱心に紹介されている人物で、
その後も、段を分割して、イスラーム教徒の中田孝氏、障害者フェチ男、
過激Youtube男などなどが玉石混交のような状態で登場。

記事の書き方としては、ほかの人物にくらべて、おちょくり度が抑えられ
ているんだけど、そこは発行元の扶桑社がフジサンケイグループだという
ことが影響してるのかしら?
それでもやっぱり、この特集のなかに並べられているのを眺めると、
「よっぽど変な危ない人」という印象だ。
あすの生放送にもこのSPA、持参しますよ。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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