甘利氏がしれっと出てきてびっくりこいた。
なんかもう、厚顔無恥っぷりが凄い。
4か月も睡眠障害で療養していて、説明責任もうやむやのまま、
国会が閉会したら、途端に治って出てきちゃうんだもん。
証拠不十分で不起訴ということだけど、
舛添氏より甘利氏のほうがよっぽどの悪代官だと思うんですが。
これで参院選の応援演説なんかで、再びあの
「やせ我慢の美学」だの「生きざま」がどうのと
美辞麗句をばら撒いて、イメージを回復してしまうんだろうか。
甘利氏は、顔が温厚そうなパーツを揃えているから、騙されるのか?
堂々と悪をはたらいて、「不起訴ですが、なにか?」とさっぱりした顔で
出てくるこの黒々しさにくらべて、
舛添氏は、あまりにつるセコで、すぐ狼狽するもんだから、
それを追い詰めるのが面白くて、また、出て来る話がいちいち身近で、
庶民の娯楽としての視聴率が上がってしまうのかもしれない。
たしかに、きのうの釈明会見で、ケジメをつけるために、
湯河原の別荘を売却するので、買い手を探しています、
と、自分の不動産売却の宣伝をしてしまう、これまたつるセコ感には
ずっこけた。