ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2016.1.2 03:14

犬とタケモトピアノのCM

たったいま弟夫婦が岡山へ向けて帰って行った。

私も夜には東京へ向けて出発する。

室内犬にしがみつかれてペースを乱されながら、

母親にiPhoneの使い方をこまごまと説明しつつ、

家族全員で仲良くテレビのチャンネルを決めて、

お茶をすすりながらほのぼのぼんやりしている

平和な4日間だった。

 

家族とテレビを観ると、純粋なお茶の間の反応が

わかってなんだか心がなごむ。

東京では自分だけの特殊なツボで見ているけど、

やっぱり世代をまたいで全員を笑わせる芸は凄いな。

 

ところで、実家の犬は、ずーっと誰かにじゃれ付いたり、

腹を出してぶーぶーいびきをかいて寝ていたりするのに、

「タケモトピアノ」のCMがはじまると、必ず起き上がって

テレビに向かってしっぽをぶりんぶりん振りながら、

わんわん吠えるんだけど、これはなんだろう?

 

以前、『探偵ナイトスクープ』では、タケモトピアノのCMが

泣きわめく赤ちゃんを一発で泣き止ませるとして紹介され、

実際に赤ちゃんを集め、見事な実験結果を放送していた。

犬にもこんな効果があるなんて不思議だ。

 

ネットにそのCMがアップされていたので、

パソコンで再生してやったら、傍らで寝ていた犬が

起き上がって興奮するあまり、フローリングでつるっと滑って

すてーんとひっくり返り、もんどりうちながらも、舌を出して

尻尾をぶりんぶりん振っている。

おもろい・・・もう一回再生しよ・・・。


そんなうちの実家のペキニーズの「ぺきちゃん」。 


泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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