あすの道場、1番目の議論の柱「席を譲るときのマナー」、
該当の朝日新聞の記事を持参しますので、必要あらば紹介しますね。
ざっくり書いておくと、発端となったのは、14歳中学生男子の投書。
バスに乗りこんできた荷物を背負った60代とおぼしき男性に、
いつものように笑顔で声をかけて席を譲ろうとしたら、
「ふざけるな!」と怒りだし、
「近頃の子は学校のマニュアルのとおーりに動かされて悲しいな。
座りたいはずなのにヘコヘコ席をわたしてねえ。嫌々なことぐらい、
これくらい年をとったら分かるのっ!」
と。
これに対して、朝日新聞には全国から111通の励ましの投書が
寄せられ、2度に渡って紹介されることとなりました。
「ごめんなさいね、はずかしい」(71歳・パート)
「モンスター老人 敬うのは無理」(33歳・主婦)
「お礼を言われる日が来ます」(14歳・中学生)
「子供の心を傷つけてはならない」(74歳・家庭教師)
「人は難しい は貴重な体験」(45歳・主婦)
「人間観察に徹してみましょう」(62歳・税理士)
「懲りずに席を譲ってくださいよ」(60歳・無職)
投書のタイトルと、年齢、職業だけを並べてみただけでも、
十人十色の人間性や思考の背景がうかがえて、
道徳というものを論ずる奥深さにうなってしまいますよね。
さあ、明日は面白い道場にしましょう!
切通さんの基調講演、チョー楽しみです!