東浩紀、宮台真司両氏をお迎えしての、
ゲンロンカフェによるゴー宣道場ジャック、
非常に面白く、ワクワクする議論の時間となり、
最後まで頭をフル回転させながら参加しました。
宮台氏は、「とにかく天才で難しい」というイメージが
あったけれど、それだけではない非常に愉快な方でした。
海のように広い知識の倉庫から、さっと話を取り出して
聞かせてくださるかと思うと、
突如として、「クソ野郎!」と独特の激しい言い回しの
飛び出すキレっぷりが顔を見せ、それでもって会場を
沸かせてしまうので、素直に『すごい人だなぁ…』。
沸かせてしまうので、素直に『すごい人だなぁ…』。
東氏は、そんな“暴れ馬”の宮台氏との掛け合いを
さらに面白くころがしながらも、話を中核に引き戻すという
さばき方が、さすがゲンロンカフェを主宰されているだけ
あるなあ…と。
そして、話をもっと興味深く考えられるように、
噛み砕いた表現になおして補完しながら、
うまくご自分の意見を語るという神ワザの持ち主でもありました。
噛み砕いた表現になおして補完しながら、
うまくご自分の意見を語るという神ワザの持ち主でもありました。
後半でお話し下さった、「語族」の話は非常に面白く、
そのような本があれば自分も読んでみたいと思いました。
控室でおたずねすればよかった!
控室でおたずねすればよかった!
また、終了後に参加者から回収されたアンケートの濃厚さに
東氏、宮台氏が驚いておられたのも印象的でした。
とにかく頭をフル回転して、知的好奇心に興奮し、「思想する」時間。
アンケート用紙には、その思想の道筋を整理するためにも、
「書かずにおられない!」といった熱のこもった感想がこれでもかと
綴られます。
これは、ゴー宣道場に参加した人でなければ、わからない熱量
だと思います。
いつもの「ゴー宣道場」とはまた違う、
論客としての個性の強さがぶつかりあい、さらに加熱する、
予断を許さない議論の時間。
終了後の、師範方の食事会でも、この余波・余熱が残っており、
お店の閉店時間までずっと議論がつづき、最後はお店を移った
ほどでした。
ほどでした。
ゲンロンカフェによるゴー宣道場ジャックは大成功だったと
私は思います。また、このような機会があればと希望します。