たしかに。
「仕事より女」になる男なんか、
うざくて付き合ってらんないもんなあ。
追っかけ甲斐もないし。
と、小林先生のブログを読みながら深くうなづいた私は、
いまどきの女なんだろうか・・・。
いつもの美容師さんに髪をカットしてもらいながら、
ドイツ機墜落の話をしていた。
「真相がいまいちよくわからないけど、
精神的に病んでたとしたら、そんな人が操縦する飛行機、
絶対乗りたくないですよね」
「様子が変だと気づいてた人、引き止めて欲しかったなあ。
パイロットは、心身ともに健康というのが絶対の大前提で
なくちゃいけないですよねえ」
「日本でもむかし、統合失調症の機長が、
羽田沖に飛行機墜落させた事故がありましたよね」
「あったあった!
『ソ連が日本を分断して、破滅するまで戦わせてる』
とかいう妄想抱いて、いきなりエンジン逆噴射した機長」
「『片桐機長、やめてください!』ってやつですね」
すると、美容師さんが、ふと鋏を持つ手を止めて言った。
「ぼくねえ、それ、総理大臣に言いたいですよ。
あの人、日本のパイロットでしょう?
お願いだから『安倍首相、やめてください!』って感じ。
選挙のとき、難病差別するな、とか言って擁護してた人が
いっぱいいたけど、いまどう思ってるんだろう?」
「たしかに!」
「いまの日本って、『アメリカの言いなりにならなければ』っつう
妄想に支配された、ビョーキのパイロットが操縦してるわけでしょ?
片桐機長と同じじゃないですか。
このままじゃ日本墜落、木端微塵になっちゃいますよ」