『インターステラー』観てきた。
「SF? じゃあ、『ゼロ・グラヴィティ』みたいなもんかなあ」
ぐらいの感覚で映画館に入ったけど、
やっぱりハリウッドは凄いわ。。。
私は物理科学がトコトン苦手で、
「ナントカの自乗がジジョーがあってプラスマイナスなんとかで」
みたいな話をされると自動的に耳たぶが閉じるという拒絶反応を
持っている。
SFの王道的な小説は小難しくてまどろっこしく感じるから苦手、
読みはじめても、たいてい途中で諦めるんだけど、
「インターステラー」も小説ならばきっとそのタイプなんだろうな。
ところが、これがハリウッドの映画力でとことん表現されて、
夢中にさせられてしまうんだもの。
映像技術はもとより、無音のシーンの効果的な使い方や、
エンタメの力にぐいぐい引っ張られて、
167分の長丁場をまったく飽きずに最後まで楽しんだ。
映画館を出ると、ロビーのあちこちに、相対性理論について
熱く解説しはじめる男性がいた。
聞かされてるほうは、お口半開きで(ポカーン。。。)だ。
そのあたりの知識がある人にとっては、相当にたまらない超大作
だろうなあ。
羨ましい!