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小林よしのり
2018.5.19 03:39日々の出来事

憲法を少し読めば「良識」が発揮できる


憲法は我々の生活に関係ないと誰もが思っているが、

ありもしない「セクハラ罪」で、マスコミと左翼知識人が

扇動し、大衆が加害者を吊るし上げる集団ヒステリーも

起こるのだ。

 

そんなとき、「罪刑法定主義」の原則が、憲法で保障されて

いることは大きい。

 

長谷部恭男は、国民は憲法を知らなくていいと言うが、

わしのようにほんの少しでも知識があれば、憲法を盾に、

マスコミの過ちを指摘することもできる。

集団ヒステリーを防ぐこともできる。

 

「セクハラ罪ヒステリー」は、言論・表現の自由を狭める

危険性があることも、憲法を知っていれば気づき、
警鐘を鳴らせる。

 

「セクハラ罪」を作ろうとすれば、必ず憲法上の「表現の

自由」に抵触すると推察が付く。

 

憲法は我々の生活に非常に関係している。

憲法学なんか習ったこともないわしでも、ちょっとだけ

憲法を斜め読みしていれば、そのくらいはピンとくるのだ。

 

長谷部恭男にしても、木村草太にしても、憲法学者のくせに、

「セクハラ罪ヒステリー」の中では、これを指摘できない。

なぜなら「左翼マスコミ」に祭り上げられた権威主義者だ

からである。

 

憲法学者は知識があっても、勇気がない。

知識が役に立たないのだ。

将来、日本国民が全体主義的ヒステリーに埋没していく

危険性が高くなっても、それに警鐘を鳴らす勇気を持つ

者は、憲法学者ではない。

わしのような、憲法を一応、目を通しただけの国民の

方が、役に立つのだ。

 

諸君!本物の「良識」を発揮できるように、憲法に関心を

持とう!

「九州ゴー宣道場」に集結せよ!

応募締め切りは530日。早めに申し込め!

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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