「世にも奇妙な物語」に「ゴー宣道場」門弟がCGを
担当しているというというので見てみた。
白石麻衣の演技がなかなか上手くてびっくりした。
倉科カナは安定の上手さ、分かり切ったストーリーなのに、
感動させてしまう。
「不倫警察」というドラマが現代版「世間」の恐さを
皮肉っていて面白かった。
去年は「不倫」、今年は「セクハラ」、道徳的な悪を犯罪に
して、個人を吊るし上げたがる現代のメディアがつくる
「世間」の暴風は、疑われたらもうおしまいというところ
まで行きつく。
誰かを吊るし上げたくてしょうがない気分が蔓延してる
のだろう。
メディアやネットが忽ち「人民裁判」を始めてしまう。
セクハラした当人だけでなく、その周辺の者たちも、
「公平・公正」を要求する意見もすべて封殺されて、
吊るし上げを楽しみ始める。
「不倫警察」は良い企画だった。
渋谷の街のCGが殺伐とした「世間」を表していて
効いていた。