ゴー宣DOJO

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倉持麟太郎
2018.4.13 01:46

5月3日に向けて予習しよう

5月3日の憲法記念日に向けて、イベントだけでなく、出版関係が賑やかである。

 

5月3日の道場にむけて、いくつかこのブログでも以後ご紹介したい。

 

まず取り上げたいのが、中央公論5月号。ここで注目すべきは、自民党高村正彦氏の自衛隊明記案についての対談記事である。

安倍加憲案が「自衛隊」という「組織」を書くだけで、政府の解釈は「1ミリも変わらない」と言っていたにもかかわらず、自民党のとりまとめ有力案は「必要な自衛の措置」のための実力組織として自衛隊を保持するとの規定に落ち着いた。

「組織」だけでなく、「必要な自衛の措置」という文言によって、「何をするのか」という作用・権限についても踏み込んだ形だ。しかも、この点は別に取り上げたいが、「必要な自衛の措置」という文言は、9条がありながらも、砂川判決以来語られてきた「国家固有の権能」としての「自衛権」を導き出すキーワードであり、マジックワードである。当然、ここでいう「自衛権」にはフルスペックの集団的自衛権も含まれる。つまり、自衛隊という組織を書くだけで政府解釈を1ミリも変えないなどと言いながら、作用・権限としての自衛権、しかも集団的自衛権まで伸び縮みするように極めて広く曖昧な外延に設定してある。

 このことについて、中央公論5月号の高村対談で高村氏は、非常に微妙な言い方を駆使して、するりするり、ときにポロリと本音をお漏らししながら、巧妙に自民党加憲案の「弁護」をする。

しかし、高村氏はわかっている、この規定でほぼフリーハンドの自衛権を行使できることを。そのことが、言葉の端々ににじみ出ている。

 この高村氏のトリックを暴くために、推理小説を読むような気分で、図書館ででも中央公論を手に取って、ここがおかしいんじゃないか?この言葉の裏にこんなトリックが隠されていないか?という「予習」をして、それぞれに答えを考えながら、5月3日のゴー宣道場に参加されてはどうか。

答え合わせは、5月3日、ゴー宣道場で。

 

なお、この高村対談のお相手は、井上武史九大准教授で、6月のゴー宣憲法道場にご登壇される予定である。その「予習」にもなるだろう。

「安倍暴走を立憲主義なら糾せる!

平成30年5月3日(木・祝)午後2時 から
『目黒区中小企業センターホール』 にて開催します。

「目黒区中小企業センターホール」
(住所:東京都目黒区目黒2-4-36)は、
JR山手線・東急目黒線・都営三田線・東京メトロ南北線
『目黒駅』 より徒歩12分、
東急東横線・東京メトロ日比谷線『中目黒駅』 より徒歩17分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

目黒区中小企業センターのHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の地図を印刷し、持参されることをオススメします。
また電車以外のアクセス方法も記載されておりますので、ぜひご確認ください。 )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

53日(木曜)憲法記念日に開催する「ゴー宣道場」は

「拡大版」としてお祭りのように行う。

『安倍暴走を立憲主義なら糺せる!』

をテーマとして掲げる。

 

ゲストは井上達夫氏伊勢崎賢治氏山尾志桜里氏

そして枝野幸男氏が来てくれるはずだ。

この参加応募締め切りが422日(日曜)でもう時間がない。

会場は目黒区中小企業センターホールで、400人も収容できる。

〆切まで時間がないのに、400人も集まるのかというのが大問題だ。

 

イベントなので、特別なプレゼントなども考えている。

伊勢崎氏のトランペットの腕前が相当凄いらしい。

披露してもらおうかと思っている。

 

従来の護憲派・改憲派の、動員された運動家の集まりでなく、

一般客が集まって、楽しく「立憲的改憲」を論じようという狙いだ。

マスコミ関係者の取材も歓迎だ。

 

日数がない。家族や友達も伴って、ガンガン応募してくれ!


当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

申し込みフォーム

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成30年4/22(日) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

倉持麟太郎

慶応義塾⼤学法学部卒業、 中央⼤学法科⼤学院修了 2012年弁護⼠登録 (第⼆東京弁護⼠会)
日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。東京MX「モーニングクロ ス」レギュラーコメンテーター、。2015年衆議院平和安全法制特別委員会公聴会で参考⼈として意⾒陳述、同年World forum for Democracy (欧州評議会主催)にてSpeakerとして参加。2017年度アメリカ国務省International Visitor Leadership Program(IVLP)招聘、朝日新聞言論サイトWEBRONZAレギュラー執筆等、幅広く活動中。

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