週刊文春の倉持氏前妻の手記を読んだ。
別れ話にはお互いの言い分があるだろうから、
そこに赤の他人は立ち入らないでおこう。
あんまり意味があるとも思えないし。
もう怒りも呆れも通り越してしまった。
ただ、これだけは言っておきたい。
信頼関係を築くには、何より誠実さが求められると思う。
それを積み重ねていくしかないんじゃないか。
自分のダメな部分を相手の責任にしたり、
苦言を呈されても居丈高になって反論したり、
あるいは相手を冷笑したり小ばかにしたり、
愚にもつかない言い訳をしたり、脅したり、
第三者に悪口を言ってその人を味方につけるような分断工作をしたり、
けじめをつけるべきときにつけなかったり、
自分を利する存在かどうかで相手を判断したり・・・。
そういうことをしていると、信頼関係は築きようがない。
どれほど有能でも、やはり最後は人間性だ。
離婚? 不倫? もう勝手にやってくれていいよ。
だけど「事実無根」をとりあえず信じて
あなた方ふたりを擁護することに
道場関係者がどれほどエネルギーを使ったか。
議論を牽引しているのだから当たり前?
ゲストを毎回読んでいるのだから、そのくらいのことは当然?
違うでしょうよ。
支えてくれている人に感謝することはあるのだろうか。
苦言を呈する人を遠ざけてはいないだろうか。
保身のために人の心を踏みにじっていないだろうか。
その振る舞いが、信頼を損ねているというのに。
いま、これを書いていても、きっと私の言うことは
理解してもらえないだろうと思うと、なんだか空しさだけが残る。