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小林よしのり
2018.2.27 03:07メディア

中島岳志氏が良い文章を書いている


昨日226日・東京新聞の夕刊に、中島岳志がいいこと

を書いている。

「安倍内閣の最大の問題は、先人たちが共有してきた

慣習や常識を平気で破ることである」と書いている。

全くその通りだ。

保守とは何か?それはまさに慣習や常識、不文のルールを

意識できる精神のことである。

安倍政権や自民党、あるいは今の自称保守論壇はもう

とっくに「保守」ではない。

だからわしは「自称保守」とか「エセ保守」と表記して
きた。

この「慣習破壊の暴走」を食い止めるには、もはや

「長い憲法」への漸進的移行しかないと、中島岳志は言う。

まったく正解だ。

そこで中島氏は山尾志桜里の「立憲的改憲」を支持している

ようであり、「国民による歯止めをかけるには、立憲的改憲

と地位協定改定をしっかりと議論の俎上にのせるべきでは

ないか」と提言している。

中島氏は「週刊金曜日」の人だから、どうせ護憲だろうと

思っていたが、違うようだ。

立憲民主党の諸君、枝野代表、ぜひこの記事を読んでくれ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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