『新・堕落論』の感想、
愛読者カードからご紹介します!
初めまして。
23年間よしりんのファンですのに、
未だに自分をごまかし続けるルサンチまんだと、
今回あらためて教えて頂きました。
老いゆく身でも知性への憧れはあり、
文学者・坂口安吾氏の凄さを
初めて知りました。
いつの日か堕ち切り、浮上して、
越智彦四郎氏のように、
勇敢に突進する無分別さを持ちたい。
でも何しろ臆病でして(怖くなってきた)
殉死が、かなり遠いです。
その時まで、よしりんを読みます。
どうか、描いて下さい。
(宮崎県・50歳女性・パート アルバイト)
悩んどるな、悩んどるな、人として~~え!
『新・堕落論』を読んで、悩み、逡巡することが
人としての第一歩じゃないかと思います。
『大東亜論』第2部に登場した越知彦四郎、
あれこそ確かに近代の
堕落を受けなかった武士であり、
そういう人が、ことごとく
明治の初めに死んでしまったわけですね。
明治150年の何がめでたいんだ!
と憤りを覚えます。