ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2018.2.1 08:41皇統問題

「旧宮家系幼児を連れてくる」と言う国会議員

日本会議議員懇皇室制度PT座長代理、
自民党総裁特別補佐兼筆頭副幹事長の
柴山昌彦衆院議員が遁走してしまったので、
他のPTメンバーや自民党議員に
ツイッターで質問を送っていたのですが、
その中で、長尾敬衆院議員から
返信をいただきました。

返信をくれただけでも、
柴山よりはずっとマシです。

事情も分からずいきなり質問を
ぶつけられて面食らったというのは
事実でしょうから、まずは不躾な
ツイートをしたことについては詫び、
穏やかに経緯を説明した上で、
「女性宮家を創設せず、男系男子の旧宮家子孫に
皇族志願者はいない、これでどうやって
安定的継承を確保するお考えでしょうか」
と質問をしてみました。

回答は、これです。

〈皇位安定継承を願う点では一致していると
思います。意見の多様性を認め、穏やかなお方
と信じ申し上げますと、私は女性宮家には
賛同できません。旧宮家筋、男系男子を遡り
「血」を最優先とします。
柴山議員と同じ意見です。〉

意見の多様性を認めるのはいいとしても、
実現不可能な意見まで認めるわけには
いかないでしょうが!

「血」を最優先するのはいいとしても、
直系の血ではなく、
男系では600年以上さかのぼらなければ
繋がらない大傍系の血の方を
優先するというのは
どういう理屈でしょうか?

これって、「男尊女卑」以外の
理屈は存在してませんよ。

直系で女系になる血よりも、
600年も離れた男系の血の方が尊い!
と言っているわけですから。

さらに長尾議員はこう回答しています。

〈志願というか、ご皇室にお迎えするには
ご成人ではなく、幼児期からの然るべき
教育が必要です。養子としてお迎えするに
足りうるお方が対象だと思います。
その手続きはこれからの議論だと思います。〉

出た! 赤ちゃん連れてきて
皇族に育てろという、
正気の沙汰じゃない暴論!!

旧宮家子孫で、まだ幼児期である
自分の子を手放して皇族にしていいと
言っている人がいるのか? 

そんな人は一人もいない!

そして、養子を迎える宮家もない!

竹田恒泰が出まかせで言った与太話を
疑いもせずに繰り返しているだけで、
自分の頭じゃ何も考えてない
としか思えません。

そもそも、政権とって5年以上何もせず、
今ごろこんな空理空論持ち出して、
その手続きはこれからの議論」だなんて
無責任なことは、本気で取り組んでいたら
言えるはずがありません。


実は、以上の反論は
長尾議員に送っていません。

男系信仰に嵌って
自分の頭で何も考えていない人と
ツイッターなんかで議論したところで、
絶対に納得するわけがないのはもちろん、
座長代理とか総裁特別補佐兼筆頭副幹事長
とかいう責任のある(はずの)人が
こんなに無責任だと晒すことには
ある程度意味はあったかもしれないけれど、
それ以外にまで広げて行ったら
キリがないし、時間もないからです。

それに、もう新たな
「ロックオン」の標的も
できましたからね。
後は、時間の余裕がある方に
お任せします!
トッキー

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ