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小林よしのり
2017.11.19 03:57メディア

憲法問題で倉持以外の弁護士がいるか?


「ゴゴスマ」での金慶珠があまりに口から出まかせの

デマが多くて、やっぱり訂正しておかねばならない。

あんな韓国人の女を相手にしたって仕方がないのだが、

テレビの影響力は大きいので、言っておくしかない。

放送倫理委員会などで、これほど膨大なデマを流した

番組は警告して欲しいものだ。

金慶珠はもう使わないで欲しい。

 

金慶珠はこう言った。

 

「日本にはホント優秀な憲法学者や

憲法論者いっぱいいらっしゃいますからね。

日本ってそんなナメた国じゃないですよ。

30代そこそこの弁護士としては

非常に優秀だしバランス取れてるのは

私も認めるけど、倉持さんに対して。

でもこの二人しかいないっていうのは、

やっぱり私は誰が見ても納得しにくい部分で」

 

そうまで言うなら、倉持麟太郎以上に、山尾志桜里を

サポートできる弁護士は誰がいるのか言ってみろ!

 

驚いたことに、同日・同時間帯に放送していた

「ミヤネ屋」では、倉持氏が山尾氏の政策顧問に

なったことについて、

本村健太郎弁護士が全く真っ当なことを言っていた。

 

「政治家さんの協力っていうのはなかなか、

弁護士でもみんなができるわけでは

ないですから、やはり憲法9条とかについて

それなりの考えを持っていて、で、

政治家さんの、その考えと大分一致すると、

お互いにサポートできるという関係が

あったからだと思いますけどね」

 

これに司会の宮根誠司が「倉持さんが、非常にそこの

あたりは専門だと?」と聞くと、本村氏は、

「国会でも発言をしているような立場ですから。

弁護士みんなができるわけではないですね。」

と答えていた。

 

本村健太郎弁護士、信用できるひとだ。

全くその通りで、弁護士なら誰でもできるという

ものでは全くないのだ!

 

まず憲法の知識や議論ができる弁護士の数が限られる

上に、議員と憲法観が共通していなければならない。

 

山尾議員と倉持弁護士は、その上で長い時間をかけて

議論を重ねてきて、蓄積してきた意見を共有している。

 

こういう人材は、ちょっと都合が悪くなったからと

いって、簡単に取り換えが利くようなものでは

ないのだ!

 

金慶珠は、こんな事情も一切知らないし、人間を

単なるコマのように、いくらでもすげ替えのできる

ものだとしか思っていない。

自分が唯一無二の存在ではないからだろう。

テレビは別の韓国人を出さないと、韓国人のイメージが

悪くなってしまうぞ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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