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高森明勅
2017.11.10 07:00

改憲vs改憲

山尾志桜里議員は、安倍首相が目指す自衛隊加憲論に、
立憲的改憲論で対抗しようとされている。

一部の左翼がこだわる旧式の護憲論は、
とうに見切っているのだ。

しかも、先手を打つ大切さを強く自覚されている。

だから、早急に中身を練り上げる必要がある。

その場合、リベラル的改憲論をいち早く打ち出している、
倉持麟太郎弁護士の助力は不可欠だろう。

私自身、ご譲位を可能にする法整備の際に、
お2人と“隠れ家”
にこもって長時間、一緒に仕事をした。

両氏とも実に有能かつタフで前向き。

舌を巻いた。

この2人の貢献がなければ、
あの法整備もどうなっていたか。

憲法問題でも、あの時に劣らぬ活躍が期待できる。

山尾氏がメディアの「むき出しの好奇心」に屈する事なく、
公(
おおやけ)の為、天下国家の為に、倉持氏を改めて
政策顧問に迎え入れた事を喜びたい。

その勇気には頭が下がる。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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