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小林よしのり
2017.11.5 03:04日々の出来事

現行憲法は馬鹿憲法である


わしは日本国憲法というものを、断片的には読んだこと

があるし、人の著作などでその内容を伝え聞くだけでも

不快なシロモノのようだと感じ、真正面から全文読んだ

ことはない。

いや、意識的に読むことを避けていた。

わざわざ肥え壺を覗きこまなくてもいいじゃないか。

 

だが、とうとう全文読んだのである。

まず「前文」を読んだだけでも、その意味不明さにわしの

頭の中が錯乱状態になり、赤線ひっぱって熟読すると、

これはイカレポンチの人が書いた内容だなと確信し、

とうとう笑いが出る始末になった。

 

こんなものを70年間、守り続けてきた日本人も相当な

馬鹿集団だったなと思う。

もちろん、わしも読もうともせずスルーしていたのだから、

馬鹿集団の一人だが、しかし専門家や政治家は何とかする

べきだっただろう。

 

こんなものは一から全部、書き改めなければならないはず。

それが自民党にもできないし、もちろん立憲民主党にも

できるわけがない。

今まで一人もまともな学者はいなかったのだろうか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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