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小林よしのり
2017.10.25 13:45政治

山尾志桜里よ、立憲民主党で戦え!


週刊新潮を見たら、また山尾志桜里議員に対する
皮肉記事が
載っている。

地元の人たちに促されて阿波踊りを踊った姿が撮られ

ていて、それがいかにも悪いことだったかのように

印象操作されている。

 

そして当選後の身の振り方を質問されると、山尾氏が

「立憲民主党が方向性として重なる」と「歯切れの悪い

返答」をしたと書く。

選挙戦のさなかに明確な返答は言えないだろう。

ただ、わしが「立憲民主党に行け」と言ってたから、

慎重に応えただけだ。

 

さらに記事は、当確が出ると山尾氏が「立憲との合流を

匂わせたのだ」と続ける。

投票日の2日前の大集会では、わしが支援者を前に、

「立憲民主党に入ることになる」と言ってたからだ。

それでも山尾氏は自ら「立憲民主党に入りたい」とは、

あつかましくて言えなかったのだ。

 

記事は「禊は済ませたとおつもりか」「踊るあほうは、

戻るあほう?」と悪意満面で締めくくっている。

 

なんで禊が必要なんだ?

不倫は「疑惑」でしかなく、不倫したとしたら「禊」が

いるのか?

しかも当選しても「禊」は終わらないのか?

一体この週刊新潮の記者はどこまで「八つ墓村」の因習

に囚われた住民なのだ?

もはや現代人としては狂人と言っていい。

 

九州の男尊女卑の風土で育った小林よしのりが、60

過ぎてとっくにこういう気色の悪い姦通罪の名残りは

卒業してるんだぜ。

この記者は一体、何歳なんだ?

山尾志桜里を徹底擁護して愛知7区まで2度も行って

応援演説をした小林よしのりの前にちょっと顔を見せろや。

 

山尾志桜里は立憲民主党に必要な、圧倒的な能力のある

政治家である。

全国の女性たちにも必ず役に立つ政治家である。

わしは山尾議員と連携して戦うことになっている。

枝野幸男代表は、そこんとこ完全に理解してくれている。

辻元清美議員も、山尾氏には勇気を与えてくれた一人だ。

あらためて言う。

山尾志桜里よ、立憲民主党で戦え!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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